竹刀のお手入れについて

竹刀_手入れの必要性
☆竹刀には手入れが必要です
 お習字の筆、野球のグローブ、演奏で使う楽器、どの習いごとも、自分で道具を大切にすることが、上達するために必要と思います。竹刀は竹や革を組み合わせて作られている為、使っているうちに状態が変化します。手入れがかかせません。

☆なぜ(その1)
 ささくれたり、割れた竹刀は、絶対に使ってはいけません。竹の破片が相手の目に入る危険(失明する危険)があります。稽古の前後だけでなく、稽古中も時々、自分の竹刀をチェックして下さい。ささくれたら交換する必要があります。だから、稽古には最低2本、使える状態で持ってきてください。

☆なぜ(その2)
 竹刀の状態が悪く、弦(ツル)や中結(ナカジメ)、柄(ツカ)が緩んでいる場合、
 『竹刀の持ち方』『まっすぐに振る』という基本的な動作が難しくなります。例えば、この写真の下の竹刀は弦がゆるいため、柄が回っています。上の竹刀のように、弦と柄がまっすぐになるように、結び直す必要があります。


☆お願い
 とはいえ、手入れには、弦をきつく締めたり、刃物を使うこともあるので、低学年の子供には、難しいです。保護者の皆様には大変恐縮ですが、時々状態を確認したり、手伝ってあげて頂きたいと思います。よくわからない場合には、先生に遠慮なく声をかけてく頂ければと思います。

☆補足
竹刀は、ささくれたり割れた時に交換できるように、稽古や試合には最低2本、用意するべきです。(面をつける前の1年組の子供達は1本でもOKです)